東京都小学校道徳教育研究会[都小道研]

会長あいさつ

会長あいさつ

あ い さ つ
                                    東京都小学校道徳教育研究会
                                    会 長   赤 堀 美 子
                                    (江東区立有明小学校長)
 昨年度、各学校では、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先として教育活動を行ってきました。学校生活には多くの制限が加わり、学校行事を削減したり内容の変更をしたりする状況の中で、授業時数を確保しながら最大限の教育活動を行うことに力を注いできました。行事や集団で行う体験活動の減少は、児童の心の成長に大きな影響を与えていると言われており、その醸成に大きな役割を果たす道徳教育の重要性を改めて感じています。
 令和3年1月に、「令和の日本型学校教育」として出された中央教育審議会答申に、2020年代を通じて実現すべき教職員の姿として「…子供一人一人の学びを最大限に引き出す教師としての役割を果たしている。その際、子供の主体的な学びを支援する伴奏者としての能力も備えている。」と示されています。特別の教科 道徳の授業においては、内容項目のよさや実現の難しさ等について理解させ、そのことについて自分自身を振り返らせることが重要ですが、同時に、授業者が教え込むのではなく共に考える視点をもち、児童が主体的に考えることが大切です。教師は、児童の反応を言葉とともに表情で感じとり発問や授業の展開に役立てますが、現在はマスクを通して児童と向き合うことで、互いの表情を推し量りながら進めることに戸惑い、指導が届いているのか不安になり、これまで以上に指導力が必要になっていることを実感することも多いと思います。私たちは、これまで以上に日常の児童理解を深め、児童を“支える”ことができるよう、努力を重ねなければなりません。
 本会の研修・研究の在り方も大きく変わっています。昨年度の定期総会は、書面総会とし、研究発表会は各部の研究発表と本会OBの皆様に御協力いただいた鼎談の様子を録画し、ネット上で観ていただきました。会員が一堂に会する機会をもてなかったことは 残念ですが、各部の部長をはじめ所属する先生方が研究を止めないという意思を強くもち、オンラインで協議をしたり、規模を縮小した形で調査や研究授業を行ったりと様々な方法で活動してきたことは、本会のこれからの活動の進め方を考える上でも意義があったと考えています。
 本会は、来年度結成60周年を迎え、令和5年度は関東地区大会の開催地となることが予定されています。これまでの道徳教育の歴史と研究を振り返り、今後の道徳教育の在り方について考える機会となることを期待しています。
 今年度も、一定の制限の中での活動が続くと予想されますが、研究授業の会場設定や動画の活用、オンライン会議など、これからの研究の新たな“スタンダード”を模索しつつ、研究主題「自ら感じ考え、他者と対話し協働しながら、よりよい方向を目指す資質能力を育成する道徳教育~自己を見つめ、生き方についての考えを深める道徳科指導~」についての2年目の研究を深めていきたいと思います。

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